ニーズの高まる皮膚科医として働く


医師募集に関する情報をご覧のみなさまにとって、「診療科目ごとの需要増減」はとても大切な情報だと思います。
昨今は専門医制度の浸透によって、こまかな細分化が進んでいます。
そのため、診療科目ごとの特性や将来性を十分に考えなければ、転職の段階で適切なキャリアプランを構築することが難しく、失敗してしまう可能性が高まってしまうのですね。

そこで、今回はニーズが上昇傾向にある皮膚科医に関する情報をピックアップして、幾つかの内容をご紹介してまいりたいと思います。

需要が高まっているって本当?

結論から言えば、本当です。
その理由としては自由診療による人気の上昇が挙げられます。
今、皮膚科と呼ぶ場合には一般皮膚科、美容皮膚科とに分けられることが多いのですが、美容皮膚科医の需要増加が全体的なニーズを高めていると思われます。
全体としても、皮膚科の増加を示すデータなども一部では提示されており、一時は皮膚科を開業すれば儲かるといった風潮もありましたが、昨今では開業医の増加によって「競争」も生まれているようです。

また、勤務医として考えた場合には、緊急を要するオペレーションも少なく、ライフスタイルを安定させることができるため、働く側である医師からも男女問わず人気です。
基本的には外来中心で回診などもなく、自分のペースで仕事を進めることができるのも一つの魅力と言えるでしょう。

求人事情について

求人事情に関しては、ある特徴が際立っています。
一つは求人募集そのものが都市部中心となっていること。
美容皮膚科の存在が牽引していることもあり、まだ若手で転科を希望する医師の人気を集めているのです。
医療業界全体では医師不足が続いている昨今、皮膚科医に関して言えばそれほど不足傾向がみられません。
ある程度需要と供給のバランスが取れているのです。

そのため、地方などの需要が低い場所で求人募集を探すことはあまりお勧めできません。
また、ある程度キャリアを持った状態で皮膚科に移るということであれば、ご自身の年齢をある程度加味した上で、できるだけ早期に行動した方がいいかもしれません。
基本的には若手市場ですので、その他の診療科目ほどはキャリアが優遇されることはないと感じられます。

皮膚科へ転科する際に注意しておきたいこと

もし他の科から移ることを考えている場合は、症例数の少ないクリニックはあまりお勧めできません。
まずは総合病院などに勤め、一般皮膚科で経験を積むことがキャリアアップへのポイントです。