資格を取得して転職にも有利に


2018年01月25日 16:21


今やどの診療科目であっても「専門医であるかどうか」ということが、一つのポイントとして注目されているのではないかと思います。
従来は今ほど細分化されることはなく、専門医という形式も一般的ではなかったように思いますが、近年では医師のみならず「○○専門医資格取得医師」であるかどうかが、医師としてのクオリティを判断するための一つの基準となっているようにも感じます。

つまり、現在の状況においては皮膚科医であっても「専門医の資格取得」を行うことによって、転職にも有利に働くであろうことが分かります。
医師募集に関して、皮膚科医の求人を探しておられる皆さまに、今回は「資格取得」に関する情報をお伝えしたいと思います。

そもそも専門医の資格は必要か

さて、ここまでを読まれて「それほど専門医の資格が必要なのか」と疑問をもたれる方もいらっしゃると思います。
確かに、標榜できるだけであれば魅力を感じないと仰る方もいると思います。
しかし、実は皮膚科専門医がいる施設でなければ行うことのできない医療行為もあるのです。
つまり、「皮膚科の専門医」ということ自体に一定のニーズが存在しているということですね。
転職を有利に進めようと思えば、資格を持っていることはある意味でマストな要件と言えるかもしれません。

皮膚科専門医について

日本皮膚科学会の専門家MAPを見ると一目瞭然ですが、皮膚科の専門医は平成23年の段階でも6000名おり、毎年200名前後の専門医が誕生しています。
皮膚科の専門医が必要となる理由ですが、病院が「研修施設認定」を受けるためです。
つまり、病院からすると「専門医がいるかどうかでできる事が大きく変わってくる」ため、必要であるということですね。
では、どうすれば皮膚科専門医になることができるのか、その概要等についてお伝えしたいと思います。

まずは、日本皮膚科学会に入会を行い、研修を開始します。
必要な期間は最低でも5年間。全国に設置されている主研修施設において1年間以上の研修も必要となります。
これらの研修を全て修了したのち、特定の条件を満たすことが必要となります。
その条件には、経験症例数、手術数、講習会への酸化、論文執筆などの規定があり、その他にも責任指導医の推薦書、 が必要となります。

これらを全てクリアすることによって資格認定となりますが、その後皮膚か専門医試験に合格することが必要となるため、最後まで気を抜くことはできません。
とは言っても、皮膚科の診療に従事している方であれば、基本的にはそうそう落ちることもありませんので、やる気さえあれば取得することが可能であり、難易度自体は決して高くありません。